税務お役立ち情報&お知らせ
社会保険料の未払計上で節税
2016年11月08日
社会保険料は、毎年上がり、負担が増えるばかりですよね。
そんな社会保険料の会社負担部分、決算で未払計上するだけで節税になるって知ってましたか。
通常、社会保険料は、当月分を翌月末に支払います。
そのため、従業員から天引きする予定の従業員負担分は除いて、会社負担分の社会保険料を通知書に基づいて計算して、決算で未払金計上することで、当期の経費(損金)とすることができます。
自社が社会保険料の未払金計上をきちんとしているかどうかは、決算報告書の後にファイリングされている科目内訳書の【未払金】又は【未払費用】に社会保険料が計上されているかどうかで確認できます。
もし、社会保険料の記載がなければ、顧問税理士に一言、
「社会保険料の会社負担分、未払計上して下さい」
と言うだけで、今期の税金が助かります。
ぜひ、自社の前期の科目内訳書、社会保険料の項目があるか、確認してみて下さい。
(土井竜二)