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土地購入時にいったいいくら税金がかかるの?
2012年04月27日
土地を購入すると様々な税金がかかってきます。そのため、土地を購入する際には、単に土地の価額だけではなく、税金についても十分に考えておく必要があります。今回は土地の購入にかかる税金のうち、購入時にかかる税金を紹介します。
(1)印紙税
土地の購入にあたって土地の売買契約書を作成しますが、この契約書には収入印紙を貼る必要があります。そして貼り付けた収入印紙に消印をすることで、印紙税の納税を行います。この時、契約書に貼り付ける収入印紙の金額は、契約書に記載された金額により異なり、その金額は以下の通りです。
※平成23年7月1日~平成25年3月31にまでに作成される契約金額が1千万円を超える契約書については印紙税の軽減措置が適用されます。
記載された金額 印紙税額(軽減後税額)
1万円未満 非課税
10万円以下 200円
10万円を超え50万円以下 400円
50万円を超え100万円以下 1千円
100万円を超え500万円以下 2千円
500万円を超え1千万円以下 1万円
1千万円を超え5千万円以下 1万5千円
5千万円を超え1億円以下 4万5千円
1億円を超え5億円以下 8万円
5億円を超え10億円以下 18万円
10億円を超え50億円以下 36万円
50億円を超えるもの 54万円
契約金額の記載のないもの 200円
(2)登録免許税
土地を購入したら法務局で所有権移転登記を行う必要があります。この時に、支払うのが登録免許税です。登録免許税は、固定資産税評価額(地価公示価格、およそ時価の70%程度)に
平成23年4月1日~平成24年3月31日までは1.3%
平成24年4月1日~平成25年3月31日までは1.5%
を乗じた金額の納税を行います。
次回は土地の購入後にかかる税金をご紹介します。
(長谷川賢哉)