税務お役立ち情報&お知らせ
銀行借入と納税証明
2017年09月20日
会社が銀行に融資を申し込む場合に、決算書等と合わせて納税証明書の提出を求められることがあります。
納税証明書は、管轄の税務署で発行してもらえます。
納税証明書には、次の種類があります。
納税証明書(その1)・・・納付すべき税額、納付した税額及び未納税額等の証明
納税証明書(その2)・・・所得金額の証明
納税証明書(その3)・・・未納の税額がないことの証明
納税証明書(その4)・・・証明を受けようとする期間に、滞納処分を受けたことがないことの証明
通常は、税務署の収受印(受付印)のある税務申告書一式を提出した場合には、納税証明書の提出を求められることはありません。
納税証明書の提出を求められた場合には、どの証明書なのか、きちんと確認する必要があります。
経営が苦しい企業が融資を申し込む場合には、銀行は税金の滞納がないか心配なため、未納がない証明【その3】の提出が求められます。
手数料は、窓口申請の場合には1通400円、オンライン(インターネット)申請の場合は、370円です。
(土井竜二)